環境問題のおもな原因は、石油などの化石燃料に依存したエネルギー消費が増えていることと言われています。

特集 ecoな暮らし

エコな暮らし
環境とエネルギーと家のはなし
アイフルホームの少エネ住宅
CO2ゼロを目指して
エコアイディア募集
わたしたちの未来の暮らしのために知っておきたいこと
環境問題のおもな原因は、石油などの化石燃料に依存したエネルギー消費が増えていることと言われています。
地球温暖化問題の基礎知識
現在、地球が少しづつ温かくなっている“地球温暖化”が世界の大きな問題になっています。地球の温度が上昇すると、南極や北極の氷が融けて海面が高くなったり、洪水やかんばつの発生や、農作物への影響、伝染病の広がりの原因を引き起すと言われています。1898年から2005年までの平均気温を基にしたデータによると、約100年で日本の平均気温は1.06上昇。世界的に見ると0.66℃の上昇がありました。2007年の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書によると、20世紀末の温度に比べ、今後約100年間で世界の気温は約1.8℃から4℃上昇する予測が発表されました。
この地球温暖化の原因は、主に化石燃料を燃やした時にできる二酸化炭素(CO2)が一番の原因と言われています。二酸化炭素は温室のガラスと同じように、熱が地球の外に出て行くのをふせぐ性質を持っています。これを温室効果といいますが、大気の中の二酸化炭素がふえると、地球の温度が上がってしまうのです。
温熱効果の仕組み

日本のエネルギー消費の現状
日本は1970年代には75%を超える割合で一次エネルギーの多くを石油に依存してきました。二度にわたる石油危機を経験し、省エネルギー化や、エネルギー源の多様化を進め石油依存度を下げてきましたが、それでもまだ約50%を石油に依存しています。また私たちの生活に欠かせない電気も石油などの化石燃料で約60%が作られています。その他の発電源は原子力発電が約31%、水力発電が6%になっています。車や電気はもはや私たちの生活から切り離せなくなっていますが、まだまだ私たちの生活は全般にわたって石油にその多くを依存しています。一世帯あたりの電力消費量は、1980年を100とすると、2005年度には約164まで増加しています。これは、テレビや電子レンジ、ルームクーラーの普及率向上などが主な原因となっています。
日本のエネルギー消費は1980年代以降、産業部門よりも、車などの運輸部門や家庭生活などの民生部門で増加しています。地球温暖化の原因となっているCO2排出も、運輸民生部分で増加しています。

電力消費量の推移
アイフルホームは、快適な暮らしのままに省エネルギーとCO2排出を大幅に削減する暮らし方をご提案します。
地球温暖化などの環境問題のために、今、私たちの暮らしから電気やテレビ、エアコンや車をなくすことができるでしょうか。すべてが環境に悪いこと、ムダはいけないこととする風潮がありますが、豊かな未来の暮らしを築くためには、それだけでは問題を根本的に解決することにはなりません。私たちが、今後解決していかなければならない問題は、化石燃料に依存しすぎたこれまでの暮らしを変えることです。太陽光などの自然の力をもっと上手に利用する再生可能エネルギーを暮らしに取り入れることで、地球温暖化の原因となっているCO2の発生を抑え、私たちの快適な暮らしを続けることは可能になってきます。