目指したのは、日本人に愛される家

クールアースモデル住宅

クールアースモデル住宅のコンセプト:目指したのは、日本人に愛される家です。

クールアースモデル住宅は、今、私たちの暮らしから切り離しては考えられない環境問題やエネルギー問題に対して、かつて日本家屋が持っていた、採光や通風を活かした坪庭などの省エネルギー技術と、CO2の排出を大幅に削減する太陽光発電システムや、今後本格的になっていく「家と電気自動車」を融合させた最先端の新エネルギー技術を組み合わせた「省エネルギー+新エネルギー」住宅です。

また、家族や地域社会との絆が薄れてきた生活様式に対して、コミュニケーションのあり方や教育を見つめなおす「人が集まる場」のさまざまな提案をとりいれています。農家の土間に学んだ土間リビング、縁側に学んだリビングガーデンとニッチリビング。おもてなしを茶室に学んだタタミ室など、人が自然と集まる設えを楽しむ持った住環境となっています。

さらに、稔りを楽しむ家庭菜園、庭を食卓にするバーベキューコンロなど、暮らしを楽しむためのハウスアイテムも充実させました。
日本家屋が培ってきた思想、デザイン、スタイルの中にある優れたものを取り入れ、先進の知恵、テクノロジーとも組み合わせてできたクールアースモデル住宅。環境に貢献する家は、日本人が愛する、暮らしを楽しむ家となりました。

THEME1 町屋に学ぶ。
町屋の暮らしの中の環境装置であった土間、坪庭に学びました。また、プライバシーを守るセキュリティの考えをとり入れました。(※)

THEME2 農家に学ぶ。
農家の暮らしに家庭菜園など、住環境と家とのかかわりを学びました。また、暮らしを楽しむ屋外の露天風呂、バーべキューコンロ。自然をとり入れた住環境を目指しました。(※)

THEME3 茶室に学ぶ。
おもてなしを大切にする茶室のあり方に学び、にじり口、坪庭のあるタタミ室としました。

THEME4 商家に学ぶ。
職住一致の商家の暮らしに、家族や地域の絆を深めることを学び、自宅に「ショップ」を作る提案をとり入れました。

(※)内容には一部アレンジ工事が含まれます。


クールアースモデル住宅は日本人の思想・知恵と最新技術を取り入れた電気自動車対応住宅「家+庭生活 CH08」として2009年3月末までの期間限定で販売されました。