赤ちゃんがフローリングで頭を打つ前に!家庭でできる安全対策

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1984 年の創業以来、「より良い家を、より多くの人に、より合理的に提供する」との使命を掲げ、お客様の「良い家に住みたい」というご要望にお応えするため、だれもが安心して家を手に入れられる住宅のフランチャイズチェーンシステムを開発・導入したパイオニアです。
アイフルホームは「子ども目線、子ども基準の家づくり」に取り組んでいます。
また、多様化する生活スタイルに柔軟に対応し、子どもだけでなく、家族みんなの生活を豊かに、快適に過ごせる家をご提案します。

赤ちゃんが成長するにつれて、寝返りやハイハイ、つかまり立ちと活動範囲がどんどん広がっていきます。その一方で、硬いフローリングの上で転んでしまったり、頭を打ってしまったりする危険性も高まります。実際に多くのママやパパが、赤ちゃんがフローリングで頭を打つ瞬間を目撃してヒヤッとした経験をお持ちではないでしょうか。

フローリングは見た目が美しく掃除もしやすい優秀な床材ですが、赤ちゃんにとっては硬くて滑りやすいという大きなリスクを抱えています。この記事では、家庭で今すぐ実践できる安全対策について詳しく解説していきます。

赤ちゃんがフローリングで頭を打つリスクについて

赤ちゃんの安全対策を考えるうえで、まずはフローリングのリスクについて正しく理解しておくことが大切です。なぜフローリングが危険なのか、どのような状況で事故が起きやすいのかを知ることで、効果的な対策を講じることができます。

フローリングが赤ちゃんにとって危険な理由

フローリングは木質系の硬い床材であり、転倒した際の衝撃が非常に大きくなります。赤ちゃんの頭蓋骨は大人に比べてまだ柔らかく、外部からの衝撃に対して脆弱な状態にあります。そのため、フローリングに頭をぶつけた場合、たんこぶができたり、最悪の場合は頭部外傷につながる可能性があります。

フローリングのもう一つの問題点は、滑りやすさにあります。赤ちゃんは筋力やバランス感覚がまだ十分に発達しておらず、少しの滑りや段差でも簡単に転んでしまいます。特につかまり立ちを始めた頃や、よちよち歩きの時期は、足元がおぼつかないため転倒のリスクが非常に高くなります。

さらに、フローリングの表面には皮脂やホコリが付着しやすく、これが滑りやすさを助長することもあります。赤ちゃんが素足や靴下で歩き回ると、滑って転ぶ危険性がさらに高まるのです。

赤ちゃんの発達段階ごとに異なる転倒パターン

赤ちゃんの転倒リスクは、発達段階によって大きく異なります。それぞれの時期に合わせた対策を講じることが重要です。

生後3〜5か月頃から始まる寝返りの時期は、予想外の場所への移動による転落事故が起きやすくなります。ベッドやソファの上に寝かせていたのに、気づいたら寝返りでフローリングに落ちてしまったというケースは少なくありません。

生後6〜8か月頃のずりばいやハイハイの時期になると、床に顔をぶつけたり、手が滑って頭を打ったりすることが増えてきます。この時期は移動速度も上がってくるため、家具の角にぶつかる危険性も高まります。

生後9か月〜1歳頃のつかまり立ちやよちよち歩きの時期は、最も転倒リスクが高い時期といえます。立ち上がった状態から後ろに倒れると、後頭部を強く打ってしまう可能性があります。

赤ちゃんの発達段階ごとに転倒のパターンは異なりますが、運動発達の節目を知ることは、事故予防の第一歩となります。こちらの記事では、ハイハイを始めるタイミングについて詳しく解説しています。

ハイハイはいつから?赤ちゃんがはじめる目安とポイントを解説 | Sodate(ソダテ)

ベッドやソファからの転落してしまうケース

赤ちゃんの頭部打撲事故の中で多いのが、ベッドやソファからの転落です。高さが25cm程度であっても、フローリングに落下した場合は衝撃が大きく、たんこぶができることがあります。

落下時の危険度は、落ちた高さだけでなく、どのような体勢で落ちたかによっても大きく変わります。頭から落ちた場合は特に注意が必要で、たとえ低い場所からの転落でも油断はできません。

フローリングの硬さは、落下時の衝撃を吸収することなく、そのまま赤ちゃんの体に伝えてしまいます。そのため、転落防止対策と床の衝撃吸収対策の両方を行うことが、赤ちゃんを守るうえで非常に重要になってきます。

フローリングの安全対策に使える床材やマットの種類と選び方

赤ちゃんをフローリングの危険から守るために、さまざまな床材やマットが販売されています。それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、ご家庭の状況に合わせて最適なものを選びましょう。

ジョイントマットとコルクマットの特徴

ジョイントマットは、赤ちゃんのいる家庭で最も多く使われている安全対策グッズの一つです。パズルのように組み合わせて敷くことができ、汚れた部分だけ取り外して洗えるのが大きなメリットです。

ジョイントマットの厚みは商品によって異なりますが、赤ちゃんの転倒対策としては1cm以上の厚みがあるものを選ぶとよいでしょう。厚みがあるほど衝撃吸収性が高くなり、転倒時のダメージを軽減できます。

コルクマットは、天然素材であるコルクを使用した床材で、適度なクッション性と保温性を兼ね備えています。見た目もナチュラルでインテリアに馴染みやすく、有害物質を含まない製品を選べば赤ちゃんが舐めても安心です。

ただし、ジョイントマットやコルクマットは段差ができやすいため、端の部分でつまずいたり、めくれ上がった部分に引っかかったりする可能性があります。滑り止め付きの製品を選んだり、テープで固定したりする工夫が必要です。

クッションフロアのメリットと導入方法

クッションフロアは、ビニール系の素材でできた床材で、表面が防水かつ柔らかいのが特徴です。フローリングの上に重ね貼りすることもできるため、リフォームの際に選ばれることが多い床材です。

クッションフロアの最大のメリットは、部屋全体で均一なクッション性を確保できることです。マットのように段差ができることがなく、つまずきの心配が少なくなります。

また、防水性が高いため、赤ちゃんがミルクをこぼしたり、おむつから漏れてしまったりしても、サッと拭くだけで簡単に掃除ができます。清潔を保ちやすいという点で、衛生面でも優れています。

導入方法としては、賃貸住宅であれば置くだけタイプのクッションフロアシートを活用する方法があります。持ち家であれば、業者に依頼して本格的に張り替えることで、より美しく安全に床を整えることができます。

タイルカーペットの使い勝手と注意点

タイルカーペットは、四角いカーペットを敷き詰めて使う床材で、汚れた部分だけを取り外して洗えるという利便性があります。厚みがあるものを選べば、クッション性も確保できます。

最近は、赤ちゃんのいる家庭向けに開発された製品も多く、防ダニ加工や抗菌加工が施されたもの、撥水性のあるものなど、機能性の高い商品が増えています。

タイルカーペットを選ぶ際は、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まない製品を選ぶことが重要です。

注意点としては、毛足の長いタイプはダニやホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除が欠かせません。また、赤ちゃんが口に入れてしまう可能性を考慮して、毛羽立ちにくい製品を選ぶとよいでしょう。

各床材の比較と選び方のポイント

それぞれの床材には一長一短があります。以下の比較表を参考に、ご家庭の優先事項に合わせて選んでみてください。

床材の種類 クッション性 清掃のしやすさ 導入の手軽さ 価格帯
ジョイントマット 高い 部分洗い可 非常に手軽 安価
コルクマット 中〜高 拭き掃除可 手軽 中程度
クッションフロア 中程度 非常に簡単 リフォーム要 中〜高
タイルカーペット 製品により異なる 部分洗い可 手軽 中程度

選ぶ際のポイントとしては、まずクッション性を考えることをおすすめします。次に、毎日の掃除のしやすさ、そしてご家庭のインテリアとの相性も考慮するとよいでしょう。

床材選びは、衝撃吸収性だけでなく、清掃のしやすさも重要です。また、床を清潔に保つための掃除方法についても、こちらの記事が参考になります。

床材別!正しい床掃除の方法とピカピカに保つコツ | Sodate(ソダテ)

フローリングで頭を打つリスクを減らすための工夫

床材の対策だけでなく、家庭内の環境を整えることで、赤ちゃんが頭を打つリスクをさらに減らすことができます。家具の配置や安全グッズの活用など、すぐに実践できる工夫をご紹介します。

滑り止めフロアコーティングの効果

フローリングに滑り止め効果のあるフロアコーティングを施すことで、転倒そのものを減らすことができます。コーティングにより床の表面に適度な摩擦が生まれ、赤ちゃんの足が滑りにくくなります。

フロアコーティングのメリットは、フローリングの美しい見た目を維持しながら安全性を高められることです。マットを敷くと見た目が気になるという方にもおすすめの対策です。

また、コーティングにより床の表面が保護されるため、汚れがつきにくく掃除もしやすくなります。赤ちゃんがハイハイする床を清潔に保つという点でも効果的です。

家具の配置と安全グッズの活用

家具の配置を見直すだけでも、赤ちゃんの安全性を高めることができます。赤ちゃんが転んだときに頭をぶつけやすい場所を把握し、危険を減らす工夫をしましょう。

まず確認したいのが、テーブルや棚の角の部分です。赤ちゃんが転倒したときに角にぶつかると、大きなケガにつながる可能性があります。コーナーガードやクッション材を取り付けることで、万が一の衝撃を和らげることができます。

ベッドやソファの周りには、転落に備えてクッション性のあるマットを敷いておくことをおすすめします。特に寝返りができるようになった赤ちゃんは、予想外のタイミングで動き出すことがあります。

ベッドガードの設置も効果的な対策の一つです。ただし、ベッドガードを過信せず、赤ちゃんから目を離さないことが基本であることを忘れないでください。

頭部打撲のリスクを減らすためには、家具の角への対策や滑り止めなど、部屋全体の安全確保が欠かせません。子どもの安全を最優先にした家づくりについて、こちらの記事も役立つでしょう。

子どもが育つ家づくりのコツ、教えます! | Sodate(ソダテ)

赤ちゃんの服装や靴下の選び方

赤ちゃんがフローリングの上で過ごすときの服装も、転倒リスクに関係しています。滑りやすい素材の靴下を履いていると、足元が不安定になりやすくなります。

室内では滑り止め付きの靴下を履かせるか、素足で過ごさせるのがおすすめです。素足であれば足の裏でしっかりと床を捉えることができ、転倒のリスクを減らせます。また、裾の長いズボンやスカートは、足を引っかけて転ぶ原因になることがあります。赤ちゃんの服は、動きやすいサイズのものを選ぶようにしましょう。

足首周りがしっかりしたレッグウォーマーなども、ハイハイの時期には膝を守る役割を果たしてくれます。季節や成長段階に合わせて、適切な服装を選んであげてください。

赤ちゃんの安全と衛生を両立させる床のお手入れ方法

赤ちゃんがハイハイしたり床で遊んだりするため、床の清潔さを保つことも重要な安全対策の一つです。クッション性と清掃性を両立させながら、衛生的な環境を維持する方法をお伝えします。

フローリングとマットの日常的な掃除方法

フローリングの掃除は、赤ちゃんがいる家庭では毎日行うことが理想的です。ハイハイする赤ちゃんは床に手をつき、その手を口に持っていくことが多いため、床の清潔さが直接健康に影響します。

掃除の基本は、乾拭きの後に中性洗剤を薄めた水で拭き掃除をすることです。強い洗剤を使うと床材を傷めたり、赤ちゃんの肌に影響を与えたりする可能性があるため、優しい成分のものを選びましょう。

ジョイントマットやコルクマットは、定期的に外して下のフローリングも掃除することが大切です。マットの下にホコリや髪の毛が溜まりやすいため、週に1回程度は取り外して掃除することをおすすめします。

タイルカーペットを使用している場合は、掃除機をかけるだけでなく、汚れが目立つ部分は取り外して洗濯しましょう。洗えるタイプの製品を選んでおくと、清潔を保ちやすくなります。

ダニやアレルゲン対策のポイント

クッション性を重視してマットやラグを敷くと、どうしてもダニやホコリが溜まりやすくなります。赤ちゃんはアレルギーを発症しやすい時期でもあるため、対策をしっかり行いましょう。

ダニ対策の基本は、室内の湿度を50%以下に保つことです。湿度が高いとダニが繁殖しやすくなるため、除湿機やエアコンの除湿機能を活用して、適切な湿度管理を心がけてください。

防ダニ加工が施されたマットやカーペットを選ぶのも効果的です。また、天然素材であるコルクは、もともとダニが付きにくいという特性を持っています。

定期的な換気も重要です。窓を開けて空気を入れ替えることで、室内の湿気を逃がし、ダニの発生を抑えることができます。特に梅雨時期や冬場の結露が多い時期は、意識して換気を行いましょう。

化学物質への配慮と安全な床材選び

赤ちゃんは床を舐めたり、手についたものを口に入れたりすることが多いため、床材に含まれる化学物質にも注意が必要です。特にホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる物質として知られています。

床材を選ぶ際は、F☆☆☆☆(エフフォースター)マークがついた低ホルムアルデヒド製品を選ぶようにしましょう。この規格は、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないことを示しています。

ジョイントマットやコルクマットを購入する際も、安全基準を確認することが大切です。安価な輸入品の中には、安全基準を満たしていない製品もあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。

新しいマットやカーペットを導入した際は、しばらくの間は換気を十分に行い、揮発性の物質を室外に逃がすようにしましょう。使用前に天日干しをすることも効果的です。

赤ちゃんが頭を打ってしまったときの対応と予防策

どれだけ対策をしていても、赤ちゃんが転んで頭を打ってしまうことを完全に防ぐことは難しいものです。万が一のときの対応方法と、日頃から持っておきたい心構えについてお伝えします。

頭を打ったときの観察ポイントと受診の目安

赤ちゃんが頭を打ってしまったときは、まず落ち着いて状態を観察することが大切です。すぐに大泣きした場合は、意識がはっきりしている証拠ですので、まずは抱っこして安心させてあげましょう。

以下のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • ぐったりしている、意識が朦朧としている
  • 何度も吐く
  • けいれんを起こしている
  • 目の焦点が合わない、瞳孔の大きさが左右で違う
  • 耳や鼻から血や透明な液体が出ている

打った直後は元気でも、時間が経ってから症状が出ることがあります。頭を打った後24〜48時間は、普段と様子が違わないか注意深く観察することが重要です。

たんこぶができた場合は、冷やすことで腫れを抑えることができます。保冷剤をタオルで包んで患部に当て、様子を見ましょう。

完璧を求めすぎない安全対策の考え方

赤ちゃんを守りたい気持ちは当然のことですが、すべての危険を排除しようとすると、親自身が疲弊してしまいます。また、適度な転倒や軽いケガを経験することは、赤ちゃんの運動能力や危険回避能力の発達にも役立ちます。

安全対策は、大きなケガを防ぐことを目的として考えましょう。小さな転倒は成長の過程で避けられないものであり、そのたびに赤ちゃんはバランスの取り方や危険の察知の仕方を学んでいきます。

大切なのは、頭を強く打つような重大な事故を防ぐための環境づくりと、赤ちゃんから長時間目を離さないという基本的な見守りです。家族で協力しながら、無理のない範囲で安全対策を続けていくことが長続きのコツです。

成長に合わせた安全対策の見直し

赤ちゃんの成長は驚くほど早く、昨日までできなかったことが今日できるようになることも珍しくありません。そのため、安全対策も成長に合わせて見直していく必要があります。

特に注意が必要なのは、寝返り・ハイハイ・つかまり立ち・歩き始めといった大きな成長の節目です。新しい動きができるようになる前に、その動きに対応した安全対策を講じておくことが理想的です。

例えば、ハイハイを始めそうな時期には、行動範囲全体にマットを敷き広げる準備をしておきましょう。つかまり立ちが始まりそうであれば、手の届く範囲の危険物を片付け、テーブルの角にクッション材を取り付けておきます。

赤ちゃんの様子を日々観察しながら、一歩先を見越した対策を心がけることで、より安全な環境を維持することができます。

まとめ

赤ちゃんがフローリングで頭を打つリスクを減らすためには、クッション性のあるマットやカーペットの活用、滑り止め対策、家具の配置の見直しなど、複数の対策を組み合わせることが効果的です。床材選びの際は、クッション性だけでなく、清掃のしやすさや有害物質を含まないかどうかも確認しましょう。

完璧を求めすぎず、大きなケガを防ぐことを目標に、成長に合わせて対策を見直していくことが大切です。万が一頭を打ってしまった場合は、落ち着いて観察し、異常があればすぐに医療機関を受診してください。赤ちゃんが安全に成長できる環境づくりを、無理のない範囲で続けていきましょう。

赤ちゃんのこうした成長のひとつひとつを見守る毎日が、子育てのやりがいであり、同時に忙しさでもあります。そんな子育て期の暮らしをもっと快適にするためには、住まいの工夫も大切です。アイフルホームでは、赤ちゃんや子どもの成長に寄り添った「キッズデザイン」の視点から、安全で片付けやすく、育児がしやすい住まいをご提案しています。毎日の育児がもっとスムーズに、家族みんなが笑顔になれる住まいづくりを考えてみませんか?

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