片付けの方法と順番。子どもが進んで片付けてくれるための3つのポイント

子どもが片付けてくれるための3つのポイント
石川ひとみ
石川ひとみ

「片づけできない」から片づけコンサルタントを仕事にするほど「片づけ好き」に。
「ママだから今は我慢」ではなく、
「ママだからこそ毎日が楽しくなる」片づけを体験してもらいたい。
片づけ後には自分時間が2倍に増える、好きが見つかる片づけ法を広めたいと活動中。
リトルママオンラインフェスタ最優秀コンテンツ賞2度受賞
雑誌「サンキュ」WEBライター
平日は法律事務所事務員として働く、2児の母。

インスタグラムアイコンホームページアイコン

みなさんお片付けのお悩みはありますか?

お子様がいるご家庭では、子どものおもちゃが片付かない。

収納ボックスからおもちゃが溢れている。

片付けや掃除が苦手で、整理してもすぐにリバウンドして、以前の状態に戻ってしまう。

習慣的に毎日探し物をしてしまう。

子どもに「片付けて!」とついつい言ってしまい、後悔してしまうことありませんか?

今回はどこからから手を付けたら良いのかお悩みの方に、こんまりメソッドによる片付けの基本と、子どものものを片付ける時の3つのポイントについてご紹介します。

こんまりメソッドとは?

こんまりメソッドとは

こんまり(近藤麻理恵)さんが提唱したお片付けメソッドです。

『ときめくモノ』を残すお片付け法で、捨てるものにフォーカスしがちなお片付けではなく、残すものを選ぶお片付け法です。

片付けと聞くと、どうしても捨てるものを探す作業と思われがちですが、ときめくもの、自分が大切にしたいもの、心地良いものを残し、片付け後には、ときめくもののみが残る片付け法です。

お片付けの方法(5つのステップ)

5つのステップがあるこんまりメソッドの片付け

こんまりメソッドの片付けには5つのステップがあります。

片付けのステップ1、理想の暮らしを考える

理想の暮らしを考える

スッキリ片付いたお部屋で、どんな生活を送りたいかをまずは考えます。

子どものおもちゃを片付けたい場合は、おもちゃがどんな風に片付いていて、子どもがどんな風にお部屋で遊んでいたら嬉しいかを考えます。

この際「どうせこのお家では無理だ」などの制限はなしに、思いつくままに考えてみてください。

片付けのステップ2、『もの別』で片付ける

片付けのコツ

片付ける際に、リビングから片付けようとか、子ども部屋から片付けようなど部屋ごとに片付けがちですが、もの別で片付けていきます。

例えば、自分の洋服を片付ける場合は、クローゼットにある自分の洋服だけではなく、その他の部屋にある、ご自身の洋服を一箇所に集め、山のようにして片付けていきます。

この理由は、まずは、ものの全体量を把握することが大切だからです。

「こんなに持っていたのか。」ということを知ることができます。

洋服の場合は、「こんなにたくさん持っているのに毎日着る服がなかったのはなんでなんだろう。」または、「同じような洋服が何枚も出てきた」などの気づきも多いです。

部屋ごとの片付けになると、全体量の把握が難しく、リバウンドの原因にもなります。

片付けのステップ3、順番に片付ける

片付ける順番

こんまりメソッドでは片付ける順番が決まっています。

1番目に衣類

2番目に本類

3番目に書類

4番目に小物

5番目に思い出品

の順番で片付けていきます。

これはこんまりさんが長年の片付け経験から導き出したものです。

なぜ衣類から片付けるのか?

それは、日頃みなさん洋服を選ぶ際、クローゼットで、「今日は〇〇に行くから、この洋服着よう!」と、『ときめき』で選んでいることが多いのです。(時には仕方なくその洋服を選ぶこともあるかもしれませんが・・・)

普段ときめきで選ぶことが多い洋服は、ときめきがわかりやすいので、洋服から片付けていきます。

片付けのステップ4、『ときめき』で選ぶ

片付けるものの選び方

先ほども出てきましたが、捨てるものを選ぶのではなく、『ときめく』ものを残していきます。

『ときめき』とは、そのものを持った時に感じる心の変化です。最初はなかなか感じにくいものなのですが、そのものがあることで、嬉しい気持ちになったり、心地が良かったりするものを『ときめき』と呼びます。

片付けは、捨てるものにフォーカスすると『捨てるもの探し』に変わっていってしまいます。そうすると「捨てなきゃいけない」と、どんどん捨てることが義務になり疲れてしまいます。

『捨てるもの探し』ではなく、ご自身が、おうちにいるときに、そこにあって『ときめくもの』『嬉しいもの』『心地いいもの』を残していきます。

片付けのステップ5、あらゆるモノの定位置を決める

ものの定位置を決める

ときめくものを選び切った後は、ものの定位置=住所を決めてあげます。

住所が決まることで、出したものをその場所に戻すだけで片付けが完了するようになります。

その結果、片付けに時間がかからずに、毎日「片付けて!」と叫ぶこともなくなります。

片付ける場所が決まると、子どもだけでおもちゃが片付けられるようになります。

子どものモノの片付け方法 3つのポイント

子どものモノの片付け方法

それでは、子どものものを片付ける際のポイントをご紹介します。

ポイント1、子ども専用の収納の場所を少しでもいいので作ってあげる

子ども専用の収納

子どものおもちゃの収納の成功のコツは、子どものスペースを少しでもいいので作ってあげることです。子ども部屋を必ず作る必要はありません。

準備する収納ボックスは、大きめのものがおすすめです。収納にコツが要らず、整理しやすいです。

小さい収納ボックスだと収納にコツが必要になり、子どもだけでの片付けが難しくなることもあります。

収納場所を決めることで、リバウンドを防ぐことができます。

そして子どもも自分の収納スペースがあることで嬉しくなり、自分から整理したり、片付けるようになります。

我が家の息子も4歳の時に、収納ケース『IKEAのトロファスト』を専用スペースとして準備しました。木の枠で収納ボックスがはめ込み式になっており、シンプルで和室の部屋に置いても馴染みます。

こちらを設置したところ、自分のおもちゃを喜んで整理して、収納場所を決めていました。

こちらの商品は、収納ボックスが大きく収納にコツが不要なため小さい子どもでも、おもちゃを一人で片付けしたり、整理をすることができます。

我が家では、レゴブロックなどの収納する際には、無印良品のふた付き収納ボックスを使用しています。細々としたものは、ふた付き収納ボックスで整理しやすくなります。

収納ボックスは長方形や、正方形のものがおすすめです。

また、細々とした人形やパズルは、100均で購入できるチャック付きソフトビニールケースを使い整理しています。

ポイント2、声かけはアイ・メッセージ

子どもへの声かけ

片付けの際の声かけが大切です。

我が家では、子どもが少しでも片付けていたり整理をしていたら、オーバーに褒めます。

その際の声かけは、「片付けてくれて、ママ嬉しい。」「ママとっても助かるよ」とママが嬉しいことを強調します。

アイ(I)・メッセージで伝えることで、自分がどう考えているかや、どうしてほしいかを伝えられます。

ユー・メッセージだと、どうしても相手を責めているようにも聞こえてしまうので、アイ・メッセージで伝えることがおすすめです。

子どもは、ママが喜んでくれると嬉しいので、次回も進んで片付けをしてくれるようになります。

子どもが眠かったり、機嫌が悪いような時は、強制せずに「ママと一緒に片付けようか?」「どっちがたくさん片付けられるかな。」と楽しく片付けることがおすすめです。

あくまでも片付けは苦痛なものではなく、楽しいものと伝えることがコツです。

ポイント3、子どもの片付けの前にまずはご自身のものを片付ける

実際子どものものを片付ける前にまずして欲しいことがあります。

それは、ご自身のものの片付けをしてから、子どものもの(おもちゃなど)を片付けることです。

それはなぜか?

自分のものを片付けていくことで、ご自身の『ときめき』『好きなもの』が明確になります。

自分のときめきがわかると、他の人の『ときめき』も大切に思えるようになるからです。

子どもの『ときめき』も尊重してあげられるようになります。

そのため、まずは自分の衣類の片付けが終わった後に子どもの衣類を、次に自分の小物が終わった段階で、子どものおもちゃなどの見直しをすることをおすすめしています。

子どもも3歳くらいから『ときめき』がわかると言われています。

子どものものを片付ける際は、ぜひ子どもにも聞いてあげてください。

その際は、突然「ときめくものはどれ?」と聞いてもわからないので、

『どのおもちゃが1番好きかな?』

『どれが可愛いかな?』

『どれがかっこいいかな?』

と声かけをすることで、子どもも選びやすくなります。

そこで出てくる回答は尊重してあげてください。

間違っても、勝手に捨てないであげてください。突然「あれ?あのおもちゃどこにおいたかな?」となることもしばしばあります。

子どもにとってどのおもちゃも大切で、収納スペースに入りきらない場合には、別の収納ボックスを用意して別の部屋に置いておき、定期的に入れ替える方法もおすすめです。そうすることで子どもが飽きずにおもちゃを使い続けることができます。

【最後に】子どもが片付けるようになるための親の心構え

子どもが片付けるようになるための親の心構え

まずは、ご自身が片付けを楽しむことが大切です。

我が家でも、私が洋服をたたんで片付けている姿を見て、子どもたちも洋服をたたみ始めていました。片付けは伝染するとも言われています。

捨てる片付け法ではなく、残す片付け法を実践します。

お部屋に残ったものが全て一軍、ときめくものになったのを想像してみてください。

それだけでなんだかワクワクしてきますよね。

実際ものを選ぶ際の判断基準が『ときめく』かどうか。

『ときめき』はご自身でしかわからない感覚です。

誰かが「これいいね」と言ったものを残すのではなく、自分自身がそのものを持った時に感じる感情で一つづつ判断して、気持ちも整理していきます。

ところで、人は一人当たりどれくらいのものを所有しているかご存知ですか?

多い人だと3万点ほど所有していると言われています。

片付けの際には、自分の所有物を一つ残らずチェックしていくので、所有物が多い方だと3万回ときめくか、ときめかないか、のときめきチェックを行います。

たくさん自分のものと向き合うことで、自分の本当に好きなもの好きなことに気づくことができます。

その結果、片付け後の生活でも選ぶものがどんどん『ときめき』で選べるようになり、その後の人生も変わってきます。

子どものおもちゃを片付ける際にもぜひ子どもと一緒にまずはおもちゃを一つずつチェックしていき、大きめの収納ボックスを用意して整理してみてください。

SHARE

この記事をシェア

ポストする
Facebook
で送る
LINE
で送る
URLをコピー

RELATED

関連記事

お七夜とは

お七夜とは?いつやるの?数え方や料理、命名書などのマナーを解説

赤ちゃんのお座りはいつから?練習はすべき?遅い時早い時の対処法

喃語とクーイング

喃語やクーイングはいつからいつまで?赤ちゃんの言語発達を解説!

WHAT’S NEW

新着記事

お七夜とは

お七夜とは?いつやるの?数え方や料理、命名書などのマナーを解説

赤ちゃんのお座りはいつから?練習はすべき?遅い時早い時の対処法

喃語とクーイング

喃語やクーイングはいつからいつまで?赤ちゃんの言語発達を解説!