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赤ちゃんの寝返りはいつから?成長のサインを見逃さないために

目次
この記事を書いた人
武田 賢大 先生
武田 賢大 先生

小児科医。現在は北海道の大学病院や関連病院にて勤務。新生児領域を専門とする。
<略歴>
北海道大学卒業(2016年)
北海道大学小児科入局(2018年)
北海道の中核病院小児科や大学病院で勤務
<資格>
 日本小児科学会小児科専門医
 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
 PALSプロバイダー

赤ちゃんの成長過程で大きな喜びをもたらす「寝返り」は、赤ちゃんの運動発達における重要なマイルストーンです。しかし「うちの子はまだ寝返りしないけど大丈夫?」「他の子より遅いかも…」と不安になるママ・パパは多いでしょう。

この記事では、赤ちゃんが寝返りを始める一般的な時期や成長のサイン、家庭でできるサポート方法までを詳しく解説します。赤ちゃん一人ひとりの成長ペースを尊重しながら、この特別な瞬間を見逃さないためのポイントをお伝えします。

赤ちゃんの寝返りが始まる時期とは

赤ちゃんが寝返りを始める時期には個人差があり、それぞれの赤ちゃんが自分のペースで成長していくものですが、一般的な時期を覚えておくことは重要です。

一般的な寝返りの開始時期

多くの赤ちゃんは生後4〜6カ月頃に寝返りを始めます。この時期は赤ちゃんの筋力が発達し、体を動かす力がついてくる頃です。首のすわりがしっかりしてきて、腕や肩、背中の筋肉が発達してくるため、自分の体を動かす力が備わってきます。

早い赤ちゃんでは生後3カ月頃から寝返りを始めることもあります。一方で、7〜8カ月になってから寝返りを始める赤ちゃんもいます。厚生労働省の乳幼児身体発達調査では生後6〜7カ月頃には約9割以上の赤ちゃんが寝返りできるようになるとされています。寝返りを始める時期には個人差がありますが、同調査では月齢毎の一般的な寝返り習得の割合は、次のような状況が見られます。

時期 寝返りの状況
生後3カ月頃 早い子で始まることがある(14.4%)
生後4〜6カ月頃 多くの赤ちゃんが始める一般的な時期(4−5ヶ月時点:52.7、5−6ヶ月時点:86.6%)
生後7〜8カ月以降 遅くともこの時期までにはほぼ全員が獲得している(99.2%)

赤ちゃんの成長過程についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照ください。赤ちゃんの成長と発達 – 0歳から1歳までの変化| Sodate(ソダテ)

寝返りの種類と順番

赤ちゃんの寝返りには大きく分けて「うつぶせ→あおむけ」と「あおむけ→うつぶせ」の2種類があります。多くの場合、最初は「うつぶせ→あおむけ」の寝返りから始まります。これは重力を利用しやすく、比較的簡単な動きだからです。

「あおむけ→うつぶせ」の寝返りは、より高い筋力と体の協調性が必要となるため、後から習得するお子さんが多いです。この寝返りができるようになると、赤ちゃんは自分の意思で体の向きを変えられるようになり、行動範囲も広がります。

寝返りの注意点についてより詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。赤ちゃんの寝返りはいつから始まる?赤ちゃんのサポート方法や注意点とは!| Sodate(ソダテ)

寝返りの前兆を見逃さないために

赤ちゃんが寝返りを始める前には、いくつかの前兆サインが現れます。これらのサインを知っておくことで、赤ちゃんの成長を見逃さず、適切にサポートすることができるでしょう。

寝返り前に見られる身体的な変化

寝返りの前段階として、まず首すわりがしっかりしてきます。首がしっかり支えられるようになると、上半身を支える筋力が発達してきた証拠です。あおむけの状態で頭を左右に動かしたり、うつぶせの状態で頭を持ち上げられるようになったりします。

次に、腕や足をよく動かすようになります。あおむけの状態で手足をバタバタと動かしたり、うつぶせの状態で腕を使って上半身を持ち上げようとしたりする姿が見られます。こうした動きを通して、寝返りに必要な筋力が自然と育まれていきます。

また、横向きになろうとする動きも重要なサインです。あおむけの状態から体を少し横に傾けようとしたり、うつぶせの状態から片方の腕を伸ばして体を回転させようとしたりする様子が見られるようになります。

行動面での寝返り前兆

身体的な変化だけでなく、行動面でも寝返りの前兆は現れます。例えば、視線や頭の向きを頻繁に変えるようになります。興味のあるものを追いかけるように視線を動かし、頭も一緒に動かそうとします。

さらに、体を回転させようとする意欲が見られるようになります。おもちゃに手を伸ばそうとして体を動かしたり、声をかけた方向に体を向けようとしたりします。こうした「動きたい」という意欲が、寝返りの原動力となります。

首すわりがしっかりして手足の動きが活発になってきたら、寝返りの準備が整ってきたサインと考えられます。この時期は赤ちゃんの動きをよく観察し、安全な環境を整えておくことが大切です。

赤ちゃんの寝返りをサポートする方法

赤ちゃんの寝返りは自然な発達過程ですが、適切なサポートによって運動能力の発達を促すことができます。ただし、無理に練習させるのではなく、赤ちゃんのペースを尊重しながら楽しく取り組むことが大切です。

家庭でできる寝返り練習の方法

寝返りの練習は、赤ちゃんがリラックスしているときに、遊びの一環として行うのが理想的です。まずは安全な場所を確保しましょう。床に柔らかいマットや布団を敷き、周囲に危険なものがないことを確認します。

赤ちゃんをあおむけに寝かせた、興味を引くおもちゃを赤ちゃんの視線の少し横に置いてみましょう。赤ちゃんがおもちゃに興味を示し、手を伸ばそうとすると、自然と体が横向きになり、寝返りの動きにつながります。

また、赤ちゃんの体側(腰やお尻の辺り)に優しく手を添えて、少しだけ回転の補助をすることも効果的です。完全に寝返りさせるのではなく、赤ちゃん自身の力で動けるよう、ほんの少しだけサポートする気持ちで行いましょう。

うつぶせ遊びの重要性

「うつぶせ遊び(タミータイム)」は、寝返りに必要な筋力を養ううえでとても効果的です。赤ちゃんが起きているときに、必ず大人が見守る中で短時間のうつぶせ遊びを取り入れましょう。

うつぶせの状態で赤ちゃんの前におもちゃを置き、手を伸ばして遊べるようにします。これにより、首や背中、腕の筋肉が自然と鍛えられます。最初は数分間からスタートし、赤ちゃんが慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていきましょう。

うつぶせ遊びは決して目を離さず見守ることが重要です。赤ちゃんが不快感を示したり、疲れたりしたら、すぐにあおむけに戻してあげましょう。無理に続けると、うつぶせ遊びへの抵抗感が生まれてしまうことがあります。

寝返り後の安全対策と注意点

赤ちゃんが寝返りを始めると、行動範囲が広がり、安全面での配慮がより重要になります。事前に対策を講じておくことで、安心して赤ちゃんの成長を見守ることができます。

寝返り開始後の睡眠環境

寝返りができるようになると、赤ちゃんは睡眠中にも体の向きを変えるようになります。このため、睡眠環境の安全確保が非常に重要です。まず、ベビーベッドの柵はしっかりとあげて、落下を防ぎましょう。

また、枕や大きなぬいぐるみなど、窒息の危険性があるものは取り除きます。寝具は硬すぎず柔らかすぎないものを選び、赤ちゃんが顔を埋めてしまわないよう注意が必要です。

寝返りができるようになったら、おくるみの使用は控えましょう。おくるみで体を包まれた状態で寝返りをすると、うつぶせになった際に窒息するリスクが高まります。

生活空間の安全チェックポイント

寝返りは、やがてハイハイやつかまり立ちへとつながる動作です。寝返りができるようになったら、家の中全体の安全対策も見直しましょう。以下のチェックポイントを参考に、安全な環境を整えましょう。

  • 床に小さなものや危険なものを置かない
  • コンセントにカバーをつける
  • 家具の角にクッションを取り付ける
  • 転倒しやすい家具は固定する
  • ベビーゲートで危険な場所への進入を防ぐ

赤ちゃんが過ごす場所は常に目の届く範囲にし、短時間でも目を離す場合は安全な場所に移動させることが大切です。特に、ソファやベッドなど高さのある場所に赤ちゃんを一人で置くことは避けましょう。

寝返りができるようになったらいつでも落下の可能性があると考え、常に周囲の安全確認を習慣にしましょう。赤ちゃんの行動範囲と能力は日々変化していくため、定期的に安全対策を見直すことが重要です。

寝返りの成功の後にくるのがずりばいです。ずり這いができるようになると、より安全面で気をつけていかなければなりません。詳しくは、以下の記事もご参照ください。ずりばいはいつから?前兆はある?練習方法なども解説| Sodate(ソダテ)

寝返りが遅い場合の対応と判断基準

赤ちゃんの成長には個人差があるため、周囲の赤ちゃんと比較して焦る必要はありません。しかし、いつ専門家に相談すべきか、その判断基準を知っておくことも大切です。

心配しなくてよいケース

赤ちゃんの寝返りが遅いと感じる場合でも、多くは個人差の範囲内です。生後6ヶ月くらいまでは様子を見ても問題ありません。

早産で生まれた赤ちゃんの場合は、「修正月齢」で発達を見ていく必要があります。出産予定日を基準に月齢を計算し直して発達を評価しましょう。

寝返り以外の発達が順調であれば、寝返りだけが遅れていても、過度な心配はいりません。例えば、首のすわりがしっかりしている、手足をよく動かす、視線が合う、笑顔で反応するなど、他の発達面が問題なければ、寝返りも時期が来れば自然とできるようになることが多いです。

専門家に相談すべきタイミング

一方で、以下のような場合は、小児科医や保健師などの専門家に相談することをおすすめします。

生後8カ月を過ぎても寝返りの兆候がまったく見られない場合は、運動発達になんらかの異常がある可能性を考えます。また、以前できていた動作ができなくなったり、左右の動きに明らかな差がある場合も注意が必要です。

全体的な発達の遅れが気になる場合、例えば首のすわりも遅く、手足の動きも少ない、視線が合いにくいなど、複数の面で発達の遅れが感じられる場合は、寝返りの習得を待たずに早めに相談することをお勧めします。

心配な点があれば、乳幼児健診や育児相談の機会を積極的に活用しましょう。専門家に相談することで、適切なアドバイスが得られるだけでなく、必要に応じて早期支援につなげることができます。

まとめ

赤ちゃんの寝返り時期には個人差があるため、周囲と比べて焦る必要はありません。小さな変化を見逃さず、適切なサポートをすることで、赤ちゃんの成長を後押しすることができます。

寝返りができるようになったら、睡眠環境や生活空間の安全対策も見直しましょう。そして、寝返りは次の発達ステップへの重要な基盤となることを理解し、赤ちゃんのペースを尊重しながら、楽しみながら成長を見守ってください。一人ひとりの赤ちゃんには、その子だけの成長のリズムがあります。焦らず、温かい目で見守ることが、健やかな発達につながります。

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