職場で一緒に働く人や友人が産休に入るとき、感謝の想いやお祝いの気持ちを込めてプレゼントを贈りたいものですよね。
そこで産休プレゼントの相場やおすすめのもの、また贈ってはいけないものを解説します。プレゼント選びの参考にしてください。
産休プレゼントの相場はどのくらい?

産休プレゼントの相場と言われると、いくらが妥当なのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
産休プレゼントの相場は、1,000円から5,000円程度が一般的と言われています。個別で渡す場合は3,000円程度が目安となりますが、職場の同僚など複数人でプレゼントを贈る場合は、500円から1,000円程度を出しあい、5,000円以上のものを贈ることもあります。
あまり高価なプレゼントを贈ってしまうとお返しをしないといけないと気を遣わせることになるので、相手が気を遣ってしまう金額にならないように気をつけましょう。
産休プレゼントの選び方|いらない…と思われてしまうプレゼントとは?

産休プレゼントは出産前に渡すことから、出産前に贈るプレゼントとして避けたほうが良いものがあります。妊婦さんに嬉しいと思ってもらえるプレゼントにするためにも、避けた方が良いものを知っておきましょう。
ベビーグッズ
出産前にベビーグッズを贈るのは避けましょう。考えたくはないことですが、妊娠出産はなにが起こるか分かりません。ベビー用品は出産祝いとして贈るのがベストです。
安産祈願などの御守
安産祈願の御守は、妊婦さんにプレッシャーを与えてしまうことがあります。特に初めての出産の場合、不安を煽る可能性もあるので、御守を渡すのは避けましょう。また、無事に生まれたあとは、御守をいただいた神社仏閣へお礼参りに行くのが礼儀となります。出産後に気がかりを作ってしまうようなことはやめておきたいところです。
カフェインやアルコールが入っている飲料
妊娠中、カフェインやアルコールを摂取すると、胎児に悪い影響が出る可能性があり、妊娠中は飲まない人が多いです。出産後も授乳期間中はカフェインやアルコールを控える方もいるので、カフェインやアルコールが入った飲み物は避けたほうが無難です。
香りが強すぎるもの
妊娠中は匂いに敏感になる人もいます。人によってどのような匂いがダメなのか分からないので、香りが強すぎるものは避けましょう。また、リラックスできるアロマグッズもありますが、妊娠中は避けたほうが良いアロマもあるので、注意して選ぶようにしてください。
高価なもの
あまりに金額が高いものを贈ると、相手が気を遣ってしまい、お返しを考える可能性があります。お相手の方へ手間をとらせないようにするためにも、高価なプレゼントは控えましょう。
産休プレゼントを選ぶときは、相手へプレッシャーを与えたり、気を遣わせたりするものを選ばないように配慮をすることが大切です。
妊娠中、大きなお腹を抱え、仕事や家事と頑張ってきた妊婦さんへ労りの気持ちを込めて、妊婦さんが使えるケア用品など、妊婦さん向けにプレゼントを選ぶと良いでしょう。
また、お返し不要と言いやすい金額のものを贈ることも相手への気遣いとして大切なことです。
もらって嬉しかった!おすすめの産休プレゼント

避けたほうが良いプレゼントは分かったものの、実際なにを贈ると良いのか悩みますよね。
そこで、産休プレゼントとして喜んでもらえるおすすめのものを紹介します。ぜひ参考にしてください。
ノンカフェイン飲料
ノンカフェイン飲料は、妊娠中や授乳期間でも飲むことができるので、プレゼントとして贈りやすい品物です。コーヒーや紅茶が好きな方には特に喜んでもらえるプレゼントになります。パッケージにもこだわったおしゃれでセンスが良いものもあるので、特別感を出したプレゼントとして贈ることもできます。
お菓子
お菓子のプレゼントは、食べたあと手元に残らないので、相手に気を遣わせないプレゼントとしておすすめです。ただ、妊娠中は体重管理や赤ちゃんの成長のために食事を気にしている方も多いので、ヘルシーなものや、少しずつ食べられるように個別包装されているものを選ぶと良いでしょう。
カタログギフト
どうしてもプレゼント選びに迷ってしまったときは、本人に選んでもらうことができるカタログギフトがおすすめです。本人が好きなものを選べるので、好みか分からない場合はカタログギフトが良いでしょう。価格が分かりにくいこともあり、お返しに気を遣わせないプレゼントとしても最適です。
バスグッズ
産休に入って出産するまでの期間、ゆっくりとバスタイムを楽しむことができるように、リラックスできるバスグッズもおすすめのプレゼントです。ただし、妊娠中は匂いに敏感な方も多いので、香りが強すぎないものを選びましょう。
ボディケア用品
妊娠中や出産後は、ホルモンバランスの影響もあり肌トラブルを抱える方も多いです。妊婦さん向けに作られたボディケア用品もあり、喜ばれるプレゼントのひとつです。ボディケア用品の場合も、香りが強すぎないものを選ぶように配慮し、香りが控えめのものや無香料のものを選びましょう。
リラックスアイテム
お腹が大きくなってくると、行動が制限されたり、気持ちの浮き沈みもでてきたりします。そんなとき、お腹をサポートしてくれる抱き枕や足枕、産後も使えるマタニティパジャマがあると、妊婦さんを癒すためのリラックスアイテムとして活躍してくれるでしょう。おうち時間をゆっくり過ごせるように手助けをしてくれるアイテムは、産休プレゼントとしておすすめです。
冷え取りグッズ
妊娠中は身体を冷やさないようにすることも大切です。冬場はもちろんですが、夏場でもエアコンで冷えることがあるので、腹巻や温かい靴下、ルームシューズやブランケットなど冷え対策ができるグッズもおすすめです。出産したあとでも使うことができるので、長く使ってもらえるプレゼントになります。
フラワーギフト
フラワーギフトは産休プレゼント以外にもさまざまなシーンで贈られる定番の贈りものです。持ち帰りしやすいサイズや、飾りやすいものがおすすめです。フラワーギフトの場合も、匂いに気を付けて選ぶようにしましょう。
日用雑貨
ハンカチやタオル、マグボトルやマグカップなど日常使うことが多い日用雑貨も贈り物としておすすめです。ハンカチやタオルは出産前も出産後も使うことができます。赤ちゃんにもママにも使えるように肌触りの良いものを選ぶと良いですね。また、マグカップやマグボトルなど実用的なものもプレゼントとして喜ばれる品物です。
【例文付き】産休前のプレゼントにメッセージを添えよう

産休プレゼントだけでも貰えると嬉しくなりますが、そこにメッセージが添えてあるともっと嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。ぜひ、ひと言メッセージを添えて贈ってみましょう。
ただ、妊娠中は体調面、精神面とデリケートな時期でもあるので、メッセージの内容に気を配ることも大切です。妊婦さんの体調を気遣うメッセージを添えて贈りましょう。
どのように書いたらいいのか分からないという方は、以下の例文を参考にしてみてください。
職場で贈る例
〇〇さん、この度はおめでとうございます。
妊娠の知らせを聞いて、心から嬉しく思っています。
産休中は、ご自身のお身体を大切になさってください。
また〇〇さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。
個人的に贈る例
〇〇さん、この度はおめでとうございます。
産休直前までお仕事お疲れさまでした。
産休中はゆっくり休んで、身体を大切にしてね。
落ち着いたらまた会いましょう。
産休プレゼントのお返しは不要?

産休プレゼントは妊婦さんへの負担にならないよう、3,000円から5,000円未満のプチギフトを贈ることから、基本的にお返しは不要です。気を遣わせないように配慮したプレゼント選びが大切です。
そうは言っても職場の方からいただいた場合など、お返しをしなくても良いのか気になる方もいるのではないでしょうか。
3,000円から5,000円程度のプチギフトや、職場の方や友人が少しずつお金を出しあって準備してくれたプレゼントであれば、ちょっとしたお菓子を準備するのも良いでしょう。産休前の挨拶時に渡したり、職場復帰をする際に渡したりできるように準備しておくと良いですね。
もし高価な品をいただいた場合は、出産後に内祝いを用意しましょう。産休プレゼントとは別に出産祝いもいただいた場合は、予算を上げて選びます。出産の報告がてら、渡せるように準備しましょう。
産休プレゼントのマナーを知り、喜んでもらえるプレゼントを贈ろう

共働き世帯が増え、産休をとる人が多くなったことで、感謝の気持ちもこめて産休プレゼントを渡すことが増えたようです。
ただ、出産祝いと比べると、価格の相場やマナーが曖昧な部分が多くあります。出産前に贈るものということを忘れず、妊婦さんへの配慮を大切にして産休プレゼントを選ぶようにしましょう。
貰って嬉しかったと言ってもらえることが、贈る側にとっても嬉しい気持ちになりますね。
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